التفاصيل البيبلوغرافية
العنوان: |
スサビノリ抽出ルテインの網膜保護作用に関する研究 |
المؤلفون: |
神田, 憲 |
المساهمون: |
梅川, 逸人, 26411, 西尾, 昌洋, 26412 |
بيانات النشر: |
三重大学 |
سنة النشر: |
2011 |
المجموعة: |
MIUSE - Mie University Scholarly E-collection / 三重大学学術機関リポジトリ研究教育成果コレクション |
الوصف: |
application/pdf ; 【目的】加齢黄斑変性は日本で失明原因の第4位であり,加齢や光障害による眼内の活性酸素種増加が原因である。加齢黄斑変性モデルラットはないが,ラットを光曝露処理することで網膜視細胞等への活性酸素種を増加させアポトーシスを誘発することにより,加齢黄斑変性と近い症状の光障害ラットを作成し,本実験に用いた。ルテインは,カロテノイドの一種で,活性酸素種の減?効果があり,ラットを用いた経口投与実験では,加齢黄斑変性の治療に有効であることが知られている。一方,養殖スサビノリは生育環境の悪化による色落ち海苔や加工時の屑海苔などが大量に廃棄され問題となっている。本研究では,光障害モデルラットにおいてスサビノリ抽出ルテイン硝子体内投与の網膜変性に対する抑制作用を検討した。【方法・結果】スサビノリをエタノール抽出した後,さらにアセトン抽出を行ない,10% KOH/メタノールで24時間ケン化した。酢酸エチルと水を加え二層に分け,酢酸エチル層からオープンカラムとHPLCを用いてルテインを精製した。SD系雄性ラットのプレ網膜電位図(PreERG)を測定した後,コントロール(DMSO)およびルテイン(10μg/DMSO)をそれぞれ左右の眼に硝子体内投与をした。次にラットに光照射(3,000 lux)を24時間行い,処置後のポスト網膜電位図(PostERG)を測定した。なお,ERGは全て0.009 cd・s/m2で行った。その結果,Post/ Pre ERG においての振幅は,コントロール群:32.3±7.1%,ルテイン群:47.4±9.8%(p<0.05)で有意に減少を抑えた。網膜切片での視細胞外側部の委縮は,コントロール群:11.7μmルテイン群:16.0±1.1μm(p<0.01)で委縮を有意に抑制していた。またアポトーシス細胞数は,コントロール群:14.3±3.6%,ルテイン群:9.2±3.3%(p<0.01)でアポトーシスを有意に抑制していた。以上のことから,スサビノリ抽出ルテインの硝子体内投与が,光障害モデルラットでの網膜を保護することが明らかとなった。今後,ルテインの硝子体内投与が加齢黄斑症の治療薬として患者や医師に寄与するよう更に研究を進めたい。 ; 三重大学大学院生物資源学研究科博士前期課程資源循環学専攻 ; 33 ; thesis |
نوع الوثيقة: |
other/unknown material |
وصف الملف: |
application/pdf |
اللغة: |
Japanese |
Relation: |
https://mie-u.repo.nii.ac.jp/record/10501/files/2011M291.pdf |
الاتاحة: |
https://mie-u.repo.nii.ac.jp/record/10501/files/2011M291.pdf |
رقم الانضمام: |
edsbas.F3369E3B |
قاعدة البيانات: |
BASE |