〈原著〉CL/Frマウスにおける口唇口蓋裂発症機構に関する分子病理学的研究

التفاصيل البيبلوغرافية
العنوان: 〈原著〉CL/Frマウスにおける口唇口蓋裂発症機構に関する分子病理学的研究
المؤلفون: 中澤, 学
بيانات النشر: 近畿大学医学会
سنة النشر: 2003
المجموعة: Kindai University Academic Resource Repository / 近畿大学学術情報リポジトリ
مصطلحات موضوعية: 口唇口蓋裂, CL/Frマウス, EMT, Claudin6, Slug, Noggin
الوصف: [抄録] 口唇口蓋裂のモデルマウスとして知られるCL/Frマウスは胎生期の11.5日(E11.5)前後での内側鼻隆起(MNP)と外側鼻隆起(LNP)・上顎隆起(MP)との癒合が完全に起こらないことにより口唇裂を生じる.CL/Frマウスの口唇裂を有するマウス胎仔CL(+)と正常マウス胎仔CL(-)を用いてE11.5におけるMNPとLNP・MPとの癒合を免疫組織化学的に検索した.一次口蓋形成の過程でCL(-)ではまずMNPとLNPがお互いに接触して上皮縫合(EpS)を形成する.次にその扁平上皮の一部がアポトーシスを起こし,引き続いて上皮間葉転換(EMT)によりMNPとLNPの間葉細胞の橋渡しが起こる.これに対してCL(+)ではEpSの扁平上皮にアポトーシスは見られず,それに引き続いて起こるはずのEMTも起こらなかった.Whole mount in situハイブリダイゼーションによる検索では,Claudin6 mRNAの発現亢進がCL(+)のEpSの上皮細胞に限局して見られた.さらにMNPとLNPの癒合部におけるmRNA定量の結果,CL(+)ではCL(-)に比較してSlugが有意に減少し,Nogginは逆に有意に増加していた.以上の結果からCL/Fr(CL+)マウスではNoggin発現増加と関連したSlug発現低下がアポトーシスを抑制し,またEMTを起こさせないという口唇裂発症メカニズムが考えられた. ; 本文データはCiNiiから複製したものである。 ; application/pdf ; departmental bulletin paper
نوع الوثيقة: other/unknown material
وصف الملف: application/pdf
اللغة: Japanese
تدمد: 03858367
Relation: 近畿大学医学雑誌; 28; 131; 139; Medical Journal of Kinki University; https://kindai.repo.nii.ac.jp/record/23917/files/AN00063584-20031125-0131.pdf
الاتاحة: https://kindai.repo.nii.ac.jp/record/23917/files/AN00063584-20031125-0131.pdf
رقم الانضمام: edsbas.59A2BCC0
قاعدة البيانات: BASE